蝉の声がうるさいくらいに反響して 肌をつたう汗はじっとりと服を濡らして
木々の隙間から見える空には入道雲がとぐろを巻いていて
そんなどこにでもあって 誰にでも何にでも平等に巡ってくる夏が
今年も、当たり前の顔をしてやってきた
高校生活最後の夏 僕らはまだ、子供だった
Call of Cthulhu 6th Scenario
「 あトの祀リ 」
◇シナリオについて
- 推奨人数:4名
- プレイ時間:30時間程度
- 推奨技能:<対人技能>、<戦闘技能>、<基本探索技能>
- 探索者条件:新規限定
- 備考:秘匿HOあり、ロスト率高
◇あらすじ
あなたたちは蛙徒の村と呼ばれる小さな村で過ごす高校生だ。
G県にあるこの村は山奥にあり、周囲は深い森と霧に囲まれているため外に出ることは難しく、外界との交流はほとんどない。
まれに村を出る若者もいるがほとんど帰ってきた者はいない。
そのため技術水準は平成初期~中期程度(携帯は二つ折り、ブラウン管テレビが活躍している程度)。
通信環境もあまりよくないため外の世界の情報もあまり入ってこない。
ネット回線ももちろんない。
この村では毎年夏に蛙徒祭りと呼ばれる村をあげて行う大掛かりな祭りがあり、
これはこの村の守り神である「槌蛙様」をまつるものである。
高校生活最後の夏、あなたがた仲良し4人組はこの祭りにおいて重要な役割を担うこととなる。
HO1、HO2は神子に、
HO3、HO4は蛙徒に選ばれた。
あなたがたはこの祭りを成功させなければならない。
◇ハンドアウト
▷HO1:神子
あなたは十年前、この村に引っ越してきた。
HO2とは親同士が決めた婚姻関係にある。
▷HO2:神子
あなたは代々この村の村長を務める一家の次男/次女である。
HO1とは親同士が決めた婚姻関係にある。
▷HO3:蛙徒
あなたは生まれてからずっとこの村に住んでいる。
HO4とは幼馴染だ。
▷HO4:蛙徒
あなたは生まれてからずっとこの村に住んでいる。
HO3とは幼馴染だ。
▷HO0:KPC
あなたは蛙徒、神子の世話役を任されている。
◇注意事項
- 以下が地雷に該当する方は通過をおすすめしません。
・非倫理的描写
・R18/R18G展開
・後遺症あり - 低確率ではありますが、場合によってはPVPも予想されます。
かなり人を選ぶシナリオです。