Call of Cthulhu 6th Scenario
「 誰がロックを殺すのか 」
◇シナリオについて
- 推奨人数:4名
- プレイ時間:12時間程度
- 探索者条件:新規限定
- 備考:秘匿HOあり
◇あらすじ
うだるような暑さの8月。
探索者たちは人気ロックバンド「ザ・ウィンドフォールズ」の結成20周年記念ライブへ行く。
大興奮でライブを堪能する探索者たちだったが、その後、ステージ上の凄惨な事件を目撃することとなる。
◇ハンドアウト
あなたたちは4人でロックバンドを組んでいる。
プロ・アマは問わない。
最近かなり人気が出てきた。
▷HO1
あなたはこのバンドのリーダーを担っている。
メンバーをまとめたり、バンドの方針を決めるのはあなたの仕事だ。
▷HO2
あなたはこのバンドの曲の作詞作曲をよく任されている。
必須技能〈制作(作詞作曲)〉30%以上。
※このシナリオにおいて〈制作(作詞)〉と〈制作(作曲)〉は、どちらも〈制作(作詞作曲)〉として扱ってもいい。
▷HO3
あなたは他メンバーの誰よりも「ザ・ウィンドフォールズ」の熱狂的なファンである。
幼い頃から(またはザ・ウィンドフォールズの結成時から)ずっと応援してきた。
▷HO4
あなたには音楽の才能がある。
全ての〈芸術(楽器演奏)〉の初期値が5ではなくDEX*2の値となる。
以上のHOに加えて、
○ギターボーカル(必須技能 芸術:ギターボーカル 50%以上)
○ベース(必須技能 芸術:ベース 50%以上)
○ドラム(必須技能 芸術:ドラム 50%以上)
○キーボード(必須技能 芸術:キーボード 50%以上)
のうち、どれか好きな担当楽器を選ぶ。
※基本的には18〜35歳程度の新規探索者を想定している。
キャラクター設定における注意事項
※職業技能はミュージシャンのものでなくて構わないが、全員必ず技能〈芸術:担当の楽器演奏〉を50%以上取得すること。
なお、このシナリオにおいて〈芸術:ギター〉と〈芸術:ボーカル〉は、どちらも〈芸術:ギターボーカル〉として扱ってもよい。
※推奨技能はミュージシャンらしい技能。
※バンド名を決めておくこと。
※結成日や探索者たち同士が知り合ったのは、基本的にはここ10年以内の設定とする。
◇事前情報
★「ザ・ウィンドフォールズ」について
日本で老若男女に絶大な人気を誇るロックバンド。
高校時代の同級生同士で結成され、今年で結成20周年を迎える。
その音楽性は斬新で、聴いた者の心に鋭く深く切り込んでいくような熱いリフとリリックが魅力。
探索者たちのバンドはこのバンドを非常にリスペクトしており、楽器の構成も同じである。
数年前のインタビュー記事曰く「本当によく熟した果実は、そよ風に吹かれるだけで簡単に地に落ちる。
バンド名の由来
機は、熟した。その果実のように完璧で完成されたロックバンドで在りたい」と、タカハシは語っていた。
▷NPC情報
○タカハシ:ギターボーカル
本名:高橋義樹(タカハシ ヨシキ)
外見:36歳男性。肩あたりまで無造作に伸びた髪を一部紫色に染めている。大柄の痩せ型で、土気色の肌。
人柄:普段から口数が少なく、表情も豊かとは言い難い。反面、ステージで見せる獣のような迫力がファンにウケている。
演奏:彼のギターも歌も、天賦の才能を感じさせられるものだ。繊細なアルペジオから荒々しいシャウトまで自在に表現できる。
作詞作曲も彼がすべて担っている。彼はこのバンドのリーダーであり要である。
○マツモト:ベース
本名:松本杏奈(マツモト アンナ)
外見:36歳女性。控えめなピンク色のロングヘアー。女性にしては高めの身長。
人柄:社交的でハキハキとした明るい性格。タカハシの代わりに人前で話したり、バンド内で指揮をとることが多い。たまにド天然を発揮することも。
演奏:ギターボーカルを底でしっかりと支えるような安定感のある演奏。
派手なパフォーマンスは好まない。
○ミヤモト:ドラム
本名:宮本皐月(ミヤモト サツキ)
外見:36歳女性。赤メッシュのショートヘア。小柄。パンキッシュな服装を好む。
人柄:ふらふらとした自由人。ノリが軽い。実のところはメンヘラ気質。
演奏:幼い頃からドラムをやっていたこともあり、技術面はバンド内でも突出している。
しかしどこか抜けていて、たまに大胆なミスをやらかすこともある。
○ヨシザキ:キーボード
本名:吉崎慎二(ヨシザキ シンジ)
外見:36歳男性。スポーティな黒髪短髪。いつも温和な笑顔を浮かべてる。
性格:気弱なお人好し。他の3人によく振り回されている。趣味は料理。
演奏:元々ジャズピアノの奏者だったのを、ミヤモトがバンドに引き入れた。
サブのボーカルやギターとしても活躍している。
◇注意事項
- 以下が地雷に該当する方は通過をおすすめしません。
・非倫理的描写
・R18/R18G展開
・後遺症あり - 低確率ではありますが、場合によってはPVPも予想されます。
かなり人を選ぶシナリオです。